2011年04月28日

雲南の交通

レコードチャイナを見ていましたら雲南の交通状況が変化して
きたようなので書いてみます。


レコードチャイナに昆明からラオスへの鉄道建設の中国部分
の工事の着工と出ていましたが 雲南日報関連の方にも
載っていないか探したのですがありませんでした。
かなり政治的な発表のように思います。

しかしこんなのがありました。
これで昆明からラオス国境まで高速道路がつながりました。
7時間ぐらいで国境へ行けると思います。


http://society.yunnan.cn/html/2011-04/26/content_1584833.htm

((また まん市(草冠に亡)とミャンマーの密支那間の国際便
も開始されたようです。))

道路の方は予定より早く出来るようですが鉄道は予定どおり
出来ないどころか工事が停止するケースがあるようで 昆明から
ベトナムのハノイまで繋がる新路線 昆明−玉渓−豪自−河口
(標準軌)という新路線ですが2年ぐらい前にはコンクリートの
橋脚を作っているのをこの目でみましたからもう完成しても良い
はずなのに未だに出来ていません。いつになるか不明です。

ですから昆明からラオスまでの高速道路と平行する今度の鉄道も
どうなるか不明です。

またミャンマーへ抜ける鉄道も話はあるのですがコースすら
まともに発表されません。

昆明の新空港は来年末という噂です。
雲南はいつまでも自動車と飛行機の世界です。
今 雲南の道路は62本の二級公路の建設が行われていてそれが
一斉に6月末に完成という予定です。私が行く所もそんな1本
ですが 誰もそんなにすぐ出来るという人はいません。
62本も同時に作ってその歪みはどこかに出るように思います。
最近まで県城から県城をつなぐ道路ですら土路でしたが
近年やっと舗装が終わりました。そこへ収費公路を作っても
ペイしないでしょう。それだけの交通量はありません。

雲南の国境を越える鉄道は相手の経済発展が遅いせいか
中国側もそれに会わせたスピードで建設するようでゆっくり
作るケースもあるようです。。
とにかく 計画や工事中の話は沢山あるのですがこの頃
通車という文字が出てくるまで信じない事にしています。
posted by むりー at 05:36| Comment(0) | 戛洒紹介

2011年04月06日

日本と中国の命の重さ

暫くぶりに書き込みます

福島の原発事故はやはり完全に人災のようです。
この原発の想定している最大の津波の高さはマスコミの報道が
正しいなら5-6mのようです。しかし今回の津波は十数mもあった
ようですが その高さを過去の経験から指摘していた人がかなり
いたようですがそれを原発推進を計る人間が無視してきたという
事のようです。また私も家族もテレビで津波に対する防潮堤の
高さが足りないという番組は何度も見ています。
知らなかったではすまないと思います。


いつもマーフィーの法則について書いてきましたが現実はもっと
問題があったように思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87

この十数mの津波の高さを予想してそれだけの高さを持つ防潮堤
を作った村があり、今回の津波にも耐えたそうです。これでますます
人災であった事が判ります。こういう現実の前に東電は破産ぐらい
では済まないと思います。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110403-OYT1T00599.htm

日本も人の命に対する配慮がこの程度であったという事を体験して
慚愧に耐えませんがこの程度の事は中国では日常です。常に
命の危険に晒されています。数年前 私が行く丘陵地域で
かなりの雨が降り 寝台バスに乗っていた私は途中でバスが
止ってしまいました。一晩で行く所を2日掛け、遠まわりをして
到着しましたが道路は各所で寸断され いつもの場所では道路
で市が開かれていました。聞けばその街全体が泥石流の危険に
晒され街の半分の人が外部へ逃げたのだそうです。いつもの市場
は使用禁止になり道路で市が開かれているという事でした。

その時はそれで済んで日本に帰国したのですが1週間ほどして
雲南で泥石流が発生し百名以上が亡くなったというニュースを
聞きましたが それは私が行く鎮の隣の鎮との中間の場所での
出来事でした。
雲南はそういった泥石流が多く発生し村が全て無くなってしまう
という事も起きています。

とにかくいろいろな命を短くする要素があり簡単に人が死にます
今度の福島の原発事故を除けば中国での人の死ぬ確率は日本とは
比較にならないほど高いのですが 今度の原発事故は日本に生きる
危険性を改めて認識する事になりました。

こんな時ですから書いてしまいますが皆さんどういう体験をして
いるのか不明ですが私にとっての中国行きは間違いなく短命化です
そういう意味ではもう 行かない方が良いとはっきり言えます
一言で言えば 中国もいろいろですが「行かない方が良い場所」も
確実にあります。また法律も馬に乗ってやってくる場所でもあり
ますから 何でもありです。

もし私がもう一人いて そのもう一人か同じ事をしてその体験を
こういった公の場で書いていたら私は行きませんでした。
生意気な書き方ですが 今までインターネット上で私と同じ困難
をしている人が体験を書いているのを見た事がありません。

そんなワケでこの頃 頭がおかしくなりそうな時があります。
ある意味 もう現地の人間を人間として見る事が出来なくなって
きました。その場所を紹介してくれたガイドが「人間の形をして
いるが人では無い」と言っていた事がやっと理解出来ました。
posted by むりー at 08:35| Comment(2) | 日記

2009年03月28日

ご無沙汰しています 文山 バメイ

11月より更新が滞っておりましたが 本人は12月,1月,3月と 続けて戛洒に通っています。

12月は文山州広南県の(土貝)美へ行ってきました。これでNHKが紹介した中国の桃源郷の2ケ所に行った事になります。去年の9月は貴州省の雷山県の方祥郷の方にも行きましたがこちらは 私が日本人として放送後、最初の訪問者だったようにほとんど知られていませんし、その村の姿は桃源郷として相応しいものでした。
しかし こちらのバメイですが既に観光地として相当開発が進み雲南の観光地として昆明からツアーが出ていたりします。村の中は農家楽も沢山あり観光船が運航されています。

正直 どこが桃源郷なのか判りません。同じNHKの番組ですが貴州の桃源郷は番組どうりの現地がありましたが雲南の桃源郷は実態と大きく異なる現実でした。

バメイへの交通は昆明から寝台バスも出ていますが、自家用車でもその多くが高速道路化されていて全て舗装道路です。朝昆明を出ると暗くなる前にバメイに到着します。入村料は40元ぐらい、チケットを購入するとテレビで見た洞窟を船で通過し村を歩いて見学、一番反対側まで行くとまた観光用の小船がありこれに乗ることになります。全て船の料金は入村料に含まれていますので他の観光地に比べて安いかもしれません。

村の中にある農家のトイレが1元という表示を見てそうそうに引き揚げてきました。テレビの番組はそういう俗化した部分は全て割愛しているようです。
posted by むりー at 17:04| Comment(0) | 日記

2008年10月10日

中国の著作権 民族文化

昨日中文サイトを見てましたら見覚えのある写真が出てきました。よく見たら私がGoogle Earthのパノラミアに載せたその雲南の写真です。観光村の様子ですがオバアチャンが民族衣装を着て刺繍などしています。勝手に余所のサイトから写真を引っ張ってきてホームページを作っているわけです。


http://www.soobb.com/Destination_Panoramio_1930309.html
http://www.soobb.com/Destination_Panoramio_1930290.html
http://www.soobb.com/Destination_Panoramio_1930110.html
http://www.soobb.com/Destination_Panoramio_1930942.html
http://www.soobb.com/Destination_Panoramio_1930918.html
http://www.soobb.com/Destination_Panoramio_1930933.html


そのオバアチャンは民族の習慣でそこで刺繍をしているのではなくて人民政府が雇っていて その場所でお客さんがくる時間にそこで刺繍をしているのが仕事なんです。
まだまだ田舎で民族の習慣が残っている場所なのでそんな風にして
観光客の誘致と民族文化の伝承をさせているようです。
私が御世話になっている家でも人民政府に頼まれてお祭りの日に観光客の歩く歩道の脇の田んぼで田植えをする事が仕事です。
たまたまそこに田んぼがあるので 良い副業となっています。ですから文化の伝承と観光がペアになっていて純粋な文化伝承は全くありません。ある中学校の先生が踊りの指導をしていましたが今は人民政府に入って 観光業に従事しています。ですから純粋な民族文化の伝承ではなくて 民族文化を利用した商売です。
商売にならない民族文化は今のオバアチャンが亡くなったら無くなっていくようです。家庭内の習慣、観光客が来ないような催事などは当面は残るでしょうが、今の若い人が世帯主になる頃にはどうなるかわかりません。

posted by むりー at 10:31| Comment(0) | 戛洒紹介

2008年10月08日

出発前泊

本日 夕方のNHKの番組で東京 山谷の安宿が変りつつあるという紹介がありました。私も以前 山谷の寿陽という宿に泊って羽田から朝早く出発した事がありました。

http://allabout.co.jp/travel/yado/closeup/CU20020623A/

大体2千円から3千円 狭いシングルルームでトイレもありませんが一応個室です。ただ寝るだけの宿ですから設備の問題はあまり感じず朝の4時頃起きて一番の電車でした。
南千寿の駅から数分程度歩くのが難点ですがそれ以外は没問題。

成田空港の朝の前泊は特別安い所は無いようです。空港近くよりも一つ手前の成田駅周辺には安い宿がありますがその分 空港まで数kmの距離があります。
posted by むりー at 19:00| Comment(0) | 日記

2008年10月07日

貴州トン族 大歌

先日行った貴州のトン族の大歌の動画を公開します。
場所はもう何度も行った榕江県の県城の隣の車江にある薩瑪節の会場です。ここは最初に行った1998年には古い鼓楼があったのですが何年か前に建て代えられて大きな鼓楼が出来ました。

車江1.jpg

本来は従江県のトン族の村へ大歌を撮影に行く予定でしたが村に行く道路は今でもほとんどが泥道でワンボックスカーでは走れず何ヶ所も行けずに引き返しました。その為 県城に近い車江で大歌を撮影する事になりました。

車江2.jpg

この動画をご覧になって歌い手が真面目に唄っていない事がなんとなく判るかと思いますが ここは観光で食べている観光地で、1時間ぐらいという話だったのですが実際は30分も無くコーディネイトしてくれた運転手も困って 最初の入口の所は再度唄ってもらう事になりました。

何年前に黎平県の肇興で撮影した時はみなさん真面目に唄っていただきました。何か観光地ずれしているように思います。

http://www.china.jpn.org/VCD/rongchiang.wmv  (35分)

先ごろ国ごとの外国人観光客の数のランキングが発表されましたが中国は世界で4位で日本を大きく引き離しています。
観光業は額に汗して働く仕事ではありません。楽な観光業を知った少数民族の人々はいったいどんな「人」になるのでしょう。
posted by むりー at 00:00| Comment(0) | 日記

2008年10月06日

新農村医療保険 その後

以前から 雲南の農村の医療保険が始って私自身にもかなり影響がありましたのでここに書き続けてきました。
今回 貴州に行ってこの保険の事を聞きましたら還付率が5,6,7割という事で驚きました。

雲南ですと 今までは2,3,4割と聞いていましたので貴州は予算的に余裕があるのかと思って雲南についても聞いてみましたら、還付率は現在 貴州と同じように上がったそうです。

ただ条件があって 治療を受ける病院が指定されるのだそうです。
つまり 「ぼったくらない病院」でないといけないという事のようです。以前 この保険が無い時にぼったくられた当人としては当然の事だと思います。今の中国の病院では診察代は安いが薬代がとんでも価格の所がかなりあってそういう病院に行ったら保険からは払わない事にしたのでしょう。

ただ 年間還付金額の上限は変わったかどうかは聞き忘れました。
年間掛け金が10元ですからこの指定病院に掛かれば出費は半分程度で済むと思います。大きな進歩ではないかと思います。

posted by むりー at 00:00| Comment(0) | 雲南の人々

2008年10月05日

花腰タイ風情 VCD

花腰タイVCD.jpg


これは「花腰イ泰風情」のVCDです
下記サイトで内容は全て見る事が出来ます。

http://v.youku.com/v_show/id_XMjQ2MDE3NzI=.html

1999年制作でちょっと古いのですが雰囲気は伝わってきます。
1時間ほどあります。このような花腰タイや哀牢山脈という
タイトルで戛洒が紹介されている VCD,DVDが何枚かあります。
posted by むりー at 11:49| Comment(0) | 戛洒紹介

2008年10月04日

ガイドなんていらない!?

今回 貴州の苗族の所で撮影をしてきましたが日本語ガイドは頼みませんでした。いつも貴州はあるCITSを使うのですが数年前、家族と行った時にある日本語ガイドとトラブルになりました。
細かい事は書きませんが同行した家族がそのガイドに切れてしまったのです。私の家族は多分 普通の日本人的な視点でそのガイドを評価したのでしょう。切れて当然だとも思います。その後その旅行会社とは没交渉でしたが ある時同じ貴州を歩いてホームページを書かれている方がそのガイドに頼み、私達以上にその服務態度を怒り、会社名、そのガイドの実名を書いていました。
それを拝見して私達の怒った視点が正しかったと実感しました。

今回はその時の車の運転手に連絡し車だけ頼んだのですが 今回の旅行、そして大歌の撮影の面倒を全てみてもらいました。撮影地での交渉、撮影時のマイクロホン持ち、ご飯を食べる所もありませんので歌い手の家でご飯まで作ってくれました。
また桃源郷の村までの悪路の運転 多分多くの運転手は車が汚れる、傷つくという事で行くことを嫌がったと思います。

東風風行.jpg

ガイドであるかどうかというより仕事に対する熱意、サービス精神
の違いだと思います。大変御世話になりました。

一つの会社にガイド中に反日発言をするガイドがいたり運転手なのにほとんどの面倒を見てくれる親切な人がいたり中国らしい体験でした。
posted by むりー at 00:00| Comment(0) | 日記

2008年10月03日

苗族 大歌 一部公開

先日 貴州省へ行き 苗族の大歌を撮影してきましたが編集も終わりDVD 3枚組みとなりました。サイズも大きくこちらのディスクスペースも限界となりましたので公開できません。
しかたありませんので ちょっとだけ触りの部分のみ公開します。

http://yungui.sakura.ne.jp/VCD/hanpai.wmv

最初の部分は無音です。サイズも320X240で小さくよく見えません。

この村は何年か前に春節の頃 舟渓の芦笙節の後に訪れちょっとだけ撮影した場所です。午前中に村に行き村長に頼んだのですがどうも「大歌」だけの撮影はあまり歓迎してくれるようすがなく実際に撮影が出来るまでに3時間以上かかりました。ですから撮影開始の時点で既に午后3時ごろで幾分 暗くなっていました。持っていったビデオカメラの感度が高く無事6時頃には終わりましたが、もし感度の低いモデルでしたら撮影困難だったと思います。

反排1.jpg

反排2.jpg

その日は近くの台江県城に泊りましたので次の日はこの村から県城に近くの別の村での撮影です。こちらは若い人4人(男性2人、女性2人)です。午前10時頃には村に到着、すぐに始りました。
ただ午前10時に始める為に運転手が前日の撮影の後、この村の入口でいろいろと交渉してくれていました。またこの内の3人は県城で働いていてこの撮影の為に私達がこの村へ来る時に乗せてきました。昼ご飯も 全員で作るという事で県城で材料を調達。
段段と若い人が生まれた村では食べていけず街へ出て働いています。今回はたまたま運転手が頑張って手配をし撮影が出来ましたが今後はこのような撮影は困難になると思います。
4人共 若いだけあって声に張りがあります。ほぼ1日唄っていただきました。

方召1.jpg

方召2.jpg
posted by むりー at 08:03| Comment(0) | 日記