2006年11月18日

雲南農村医療保険開始 その4

ここまでで 具体的な医療保険の内容を理解して貰えたと思います。

以下はある事例です (誰かは今までの経緯で判ってしまいますが あえて書きます。)

1a 去年 ある女性が婦人科に行く為に私と昆明に行きました。昆明医学院付属病院で出会った同じ患者の女性の言に騙され 中医の病院を紹介され持ち切れない漢方薬を 買わされました。全く効きません。

1b その後今度は 昆明の大きな専門病院に行き2日ほど抗生物質を点滴しましたが 医師は1週間治療するように言ったそうですが高額な為 本人が2日で中止して帰宅してしまいました

1c それでも改善しない為 2ケ月後 再訪し8日連続投与しました
 帰宅後 県城の病院に行き その治療は騙しの医療だと医師に言われたそうです。ただその治療自体は無駄な事では無いと私は判断しています。大量の抗生物質の投与、その他の治療が実際に行われました、今は無事女の子が生れ健康上の問題もありません。 ただ 婦人科ですので症状等詳細は聞いていません。
 総額は治療費だけで1万元ほどでした。当然保険はありません


2 今年の初め ある別の女性の胸の皮膚下が一般細菌で感染し県城の病院で看てもらっても改善せず。玉渓市、昆明市に行き有効な抗生物質がある事を告げられ 処方せんを書いてもらい その薬剤をその病院で購入して帰宅、地元の鎮で十日間ほどその抗生物質を持ち込んで点滴してもらっています。治療効果あり。但し三千元ほどかかります。
 (県城以下の病院ではその薬が手に入らないそうです。)
 10月と現在(今回)と2度ほど続いています。昨日から点滴を開始したそうです。
 これも本人が県城の非農村戸口ですので保険は一切受け取れません。


感染症にもいろいろありますが とにかく感染症が異常に多いようです。そしてそれを対して納得出来る検査もせず高額な治療を行う医師もいて、現状では老百姓は何を信じていいのか判らないでしょう。納得出来なければ 患者家族が病院に殴りこみという事も起きます。
大体 3−4000元が年収の農民です。国連が規定する貧困のレベルとほぼ同じです。
病気になれば 農民は軽度な労働しか出来ませんので収入が減りますので二重苦です。結局 満足な医療を受けられず亡くなる人が後を絶たないわけです。
posted by むりー at 11:42| Comment(0) | 戛洒紹介
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