
新平花腰イ泰文化
国際学術検討会文集

新平花腰イ泰文化大観
いつのまにかいつも行っている場所の観光政策と連動して雲南タイ族の学術書?が出ていました。
私が行っている雲南の中部のタイ族は3つあるタイ族の中の花腰タイ族で更にその中の(イ泰)洒と呼ばれる支族に当ります。このあたりのタイ族は言語としてはビルマの近くに住む干タイ族に近いようですが文字を持たず、古いタイ族の生活スタイルを保っています。観光地として有名な西双版納のタイ族とは身体的特徴、言語、服装共大きく異なります。
この新平県のタイ族は昔の(シ真)王国の末裔とされていて貴族の血統なのだそうです。特徴としては文字を持たず、仏教ではなく自然崇拝を基本にしています。文身(入れ墨)、日本でいう「お歯黒」などの特徴があります。今でも日常使われている土器は農家の庭先で焼く土器で素朴なものです。
また葬儀のスタイルもかなり独特なものがあります。地域の広がりとしては新平県の花腰タイ族としてはこのタイ洒、タイ雅、タイ(上下)の三つの支族で成り立ちそれぞれ半径20km程度の範囲に居住しています。
この新平の花腰タイ族の習俗等は今まで日本語で紹介された事が無いようでガイドブック等は役立ちませんでした。
この頃は年に1度程度は日本からパック旅行も出るようで現地で日本人のお客さんと出会った人にも会うようになりました。
ここの特徴を見聞きした範囲で書きますと、一番の特徴は雲南でも最も温度の高い地域という事で、西双版納等よりも高温になるようです。これはこのタイ族が元江、紅河の河畔に住んでいる為で昆明より7度ほど常に高温です、この為、サトウキビマンゴー、レイチ等 糖度の高さで有名です。特にマンゴーは
季節の7、8月になると猫跨ぎ状態で街中マンゴーだらけになり、米の価格よりも安くなります。またサトウキビも年中収穫され、子供がおやつ代りに齧っています。
私が行っている「タイ洒」街、「戛洒」の素晴らしさはとても言葉や写真では伝えられません。
素晴らしさは私の貧弱な文章ではとても文字に出来ません。